リリース | 2020.03.10 |
調査会社 | エンワールド・ジャパン株式会社 https://www.enworld.com/ |
調査期間 | 2020.01.30~2020.02.02 |
調査対象 | 英語を母国語とする人を除く 英語レベルがビジネス以上の人1,159名 英語レベルは、ビジネスレベルが63%、 流暢に話せる上級レベルが37%の割合 |
グローバル人材として正社員で働いている英語レベルがビジネスレベル、またはそれ以上の人の英語学習法について。〔英語を習得した方法〕では、〔国内の職場・仕事〕が20%、〔海外留学(在学時)〕が17%と多く、次いで、〔海外勤務〕〔独学〕〔国内の英会話(対面)〕〔国内の学校教育〕〔社会人海外留学〕という順です。そのほかに、〔国内の英会話(オンライン)〕〔海外で育った〕〔その他〕がそれぞれ4%程になっています。
様々な英語習得の選択肢がある中で、国内の職場で英語を使った仕事に就くことが一番手っ取り早い習得法であることが分かります。しかしそのレベルまで達することができない人は、まだ時間の猶予がれば海外留学を経験すると良いようです。すでに社会人になっている、働く必要がある人は海外勤務を視野に入れること。留学も海外進出も現実的ではない人は独学で学ぶ。独学できない人は対面英会話で学ぶ。ということになるでしょう。
〔ビジネスレベル以上の英語を習得するのに要した時間〕は約7割が3年以上かけています。最も多かったのは、〔5年以上~10年未満〕。多い順に〔3年以上~5年未満〕〔10年以上~20年未満〕〔1年以上~3年未満〕〔20年以上〕〔1年未満〕という結果です。〔1年未満〕という強者は3%でした。
〔最も効果が感じれられた英語学習法〕では、〔効果があった学習法〕と〔効果が感じられなかった学習法〕について紹介しています。
〔効果があった学習法〕で、〔仕事での実践〕の次に多かったのは、〔英会話(対面)〕、その次に〔英語のネイティブスピーカーと友達になる〕でした。日々の仕事の中で継続的・実践的に英語を習得している人が圧倒的に多い結果となり、職場以外での習得法としても英会話コミュニケーションが有効のようです。
〔効果が感じられなかった学習法〕としては、〔参考書(文法・長文読解など)〕〔単語帳(単語の集中学習)〕が多い結果です。いわゆる「座学」での学習方法では、ビジネスレベルの英語を習得するだけの効果があまり感じられないようです。ビジネス英語レベルの人が効果を実感する場は、まさに「人と英語でコミュニケーションをとっている瞬間」ということになります。そうなると、そもそも文法、長文読解、のようなリーディングや、実践や専門用語に特化できない単語の集中学習がそのまま生かされるというものでもありません。また、学習法であまり効果がなかった第3位に〔英語の資格習得(TOEIC、TOEFLなど)〕があります。少し意外ですが、資格習得のために時間をかけて学習した割に、実践では役に立たなかったと感じるビジネスパーソンは多いようです。
英語・英会話の学習方法は座学よりも、リスニング、スピーキングが強化されるような対面での英会話コミュニケーションの学びの方が、効果が高いと感じられるようです。
詳しい調査結果は調査元のURLからご確認ください。
調査元URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000004838.html